CuBox用 特注安定化電源基板の製作(11)

■負荷テストです。
パワートランジスタは仮の放熱器につけています。

■計測結果
出力電圧: 5.01V
連続出力電流: 1.0A (パルス3A可)
ノイズ: 20μV rms

■用途
CuBox用電源(お客様の主用途)
ハイレゾDAC用電源
オーディオ用電源
デジタル回路

■概要
最近は電源といえばスイッチング電源になってしまいました、これは原理的に大きなノイズを発生しますのでオーディオ用途の電源にはあまり向きません、微小電圧を扱うDACや、高音質・ローノイズを求めるオーディオアンプには本機のようなリニア・レギュレータが最適です、構成は、安定な基準電圧をもち出力電圧と比較し、誤差を常に高速で修正しています、誤差増幅部は高増幅度で広帯域なほど、負荷変動に強くなります。

本機にはLME49710という高速低雑音のオペアンプを採用しています。

コンデンサは三洋電機の有機半導体固体電解コンデンサのOS-CON、ニッセイのポリプロピレンフイルムコンデンサ、ニチコンの高級オーディオ用コンデンサを使用しています、高周波領域における出力インピーダンスを低くするための選定でもありますのでデジタル回路の電源としても問題なく使えます。

抵抗は誤差1%以内の金属皮膜タイプを使っています、安価なカーボンタイプは使っていません、カーボンタイプは原理的にノイズが大きいです。

本機は高音質、低ノイズ、高速のリニアレギュレータになっています。

**高速とは出力電圧が規定値からずれたときに戻るスピードが速いということです

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CuBox用 特注安定化電源基板の製作(9)

電源の安定度を検討するためのシミュレーションです、周波数-位相特性です。
ゲインが0dB(1倍)のところで位相が180°に近いほど安定です、0°で発振します。
**不帰還のループ内に計測ポイントがあるため最初から180°ずれています
**つまり、180°で位相遅れが0°ということになります。

ゲイン0dBのところの周波数は約100KHzです、ここでの位相余裕は100°以上あり十分安定動作します。

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CuBox用 特注安定化電源基板の製作(5)

使用する主なパーツ

音響用アルミ電解コンデンサ ニチコンFG
音響用アルミ電解コンデンサ ニチコンKZ
福島双葉板抵抗器
ローム シリコンカーバイド・ショットキー・バリアダイオード
三洋OSコンデンサ
ニッセイAPSポリプロピレンフイルムコンデンサ

他に、金属皮膜抵抗器(1%)、トランジスタ、基準電圧IC、ローノイズオペアンプ、定電流ダイオードがあります

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CuBox用 特注安定化電源基板の製作(3)

高性能な完全密閉型基板実装トロイダルトランス。

AC115V、50/60Hzの一次巻線を2つ持ち、それらを直列に接続してAC230Vで使用したり、並列に接続してAC115Vで使用できます。
2つの二次巻線は直列又は並列に接続できます。スペースが最優先される場所や、低レベルのノイズ及び輻射電磁波干渉が求められる用途に最適です。

完全密閉型
超低レベルの輻射電磁波
超低レベルのハムとノイズ
高効率、低い温度上昇

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