AudioWorks__特注アンプ/電子ボリュームプリアンプのご紹介

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八王子市の村内様向け特注電子ボリュームプリアンプをご紹介します

仕様・特徴
完成写真(1)




完成写真(2)




村内様の感想

■電子VRプリを使っての感想

●使用機器
(カートリッジ) ZYX R1000 AIRY-V
(アーム) テクニクスEPA-100
(ターンテーブル)テクニクスSP-15
(キャビネット) 野中石材製御影石天板+砲金粒35Kg充填箱
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(MCトランス) 平方電気特製ドイツBEYER
(フォノイコ) 平方電気特製乾電池式
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(プリアンプ) オーディオワークス 電子VRプリ
(パワーアンプ)Lo-D HMA-9500
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(スピーカー)フォステクス製D58ES+スキャンスピーク
R2904/700000ツィーター
(ケーブル類)ライン、スピーカー共、品川電線 0.5-1P TP(銅0.5ミリ単線)
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(特徴)D58ESの芳しくない低音を銅0.5ミリ単線で調整し、主に聴いている古楽
と邦楽に重要な中音を生かし、40KHz超まで伸びているツィーターをコン
デンサー1個のローカットでつなげている。スペックではD58ESが99db、
R2904/700000が94.5dbと相当な開きがあるが、そのままで全く問題ない。

●部屋
(形)約15畳の長方形、スピーカー間隔2mで聴取位置まで3m
(床)全面厚手カーペット
(壁)石膏ボードに布クロス貼り
(窓)幅1.7mの2ヶ所に厚手のカーテン

(家具)本棚4本、サイドボード2本、ソファ2台、テーブル1台、イス5脚

(特徴)部屋の真ん中で手を叩いてもほとんど残響無し。

●感想
前置きが長くなりましたが、この条件の中での感想です。それを考慮して読んで
ください。

電子VRプリにする前はP&GのPAF-3022W(パッシブボリューム)を使っていました。
その前は長岡式定番のDENON PRA-2000でしたが、P&Gに換えて、情報量が増え、
エネルギー感というか音が躍動するようになり、ボリュームの重要性を身をもっ
て感じました。

そんな流れの中、電子VRを始められたのをサイトで知り、早速試聴機をお借りし
ました。そしてすぐに製作してもらうことを決めました。概要は、電源をデジタ
ル用とアナログ用を別個に備え、入出力とも4系統にしたものです。

出力も4系統にしたのは、以前にアンプ・スピーカーセレクターも製作してもら
っていて、アンプ3台の切替ができるようになっていたからです。今回はそれに
合せ、なおかつ余裕をみて4系統にしました。

機器一覧にはパワーアンプを1台しか載せていませんが、実際には真空管アンプ
も接続してあります。電子VRプリとセレクターを併用することで、複数台のパワ
ーアンプを快適に切替えて聴いています。なおスピーカーにはグッドマンAXIOM80
も接続してあり、同様に切替えて楽しんでいます。

余談になりますが、このセレクターの操作感が絶品で、パンッパンッパンッと手
をちょっとひねるだけで切替えられ、まるでF1のセミオートマのシフトダウンの
ようだと一人悦に入っています。電子VRプリはこれほどではありませんが、入出
力の切替えの節度感といい、ボリュームを希望する開度まで一気にもっていける
見切り感といい、使い勝手はとても良好です。

実際に聴いてですが、まず感じたのは何と言っても定位の良さです。各音がピン
ポイントで決まるので、センターを探さなくても、まさにそこだとわかり、逆説
的な言い方ですが、センターが消えてしまいました。コンサートに行って演奏を
聴いていてセンターを気にしないのと同じことでしょうか。

D58ESは音場が良くないと言われていますが、電子VRプリにして、スピーカーの
少し外側に音像が定位するような聞こえ方をするようになりました。ソース次第
で横一列に音像が定位し音場も線状の時もあれば、音像が凸凹に定位し音場も上
下に広がるようにもなります。

先日聴きにこられた方も「スピーカーの外側まで広がるのですね」とびっくりさ
れていました。それと顕著に変ったのが微小音です。かすかな擦れるような音が
良く聞こえるようになり、思わず部屋の外に誰かいるのかと扉の方を見てしまう
ことが何度もありました。

トータルでは、ゴリゴリした低音があるわけでもなく、音場が広いとは言え、果
てしないというわけでもなく、ハイエンドのようにどこまでも奇麗に聴かせると
いうわけでもないのに、電子VRプリにしてから毎日聴かないと気が済まなくなり
ました。

ニュートリノが体を貫通しても何も気づかず何も変りませんが、電子VRプリを通
した音の粒子は音楽となって体を通過したあとに何かを残してくれるのでしょう。
その残されたものの残存時間が十数時間で、それが切れるとまた聴きたくなる、
そんな毎日です。




2004年09月04日